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1900m超えの山頂から急角度に落ちる斜面。そこを張り付くように植えられたコーヒーの木々。コスタリカでも屈指の農園。
Roast |
R:3/ 中煎り or R:5 / 深煎り |
pH |
Profile |
生産国:コスタリカ エリア:タラス 標高:1900m 品種:レッドカツアイ 精製方法:イエローハニー 生産者:エクトル・ボニージャ |
はちみつ、ミルクキャラメル、アーモンド、
マイクロミル ドン・マヨを訪れたのは、2012年と記憶している。毎年カップオブエクセレンスに上位入賞ロットを送り出し、乗りに乗っているマイクロミルだったので、到着までの道中、車窓からコーヒーの木々を見ながら期待に胸を膨らませていた。
農園敷地に入り、中をしばらく進むと精製所があった。そこでファミリーを代表するエクトルと息子のパブロで私を迎えてくれ、施設を丁寧に案内してくれた。マイクロミルというだけあって大きくはないが、コンパクトで細かいところまで目が届き、高品質のコーヒーを生み出せるように工夫がされた素晴らしい施設だった。パティオ内に作られたカッピングルームでサンプルをカップさせてもらって、一緒に昼食を食べた後、パブロと一緒にラ・ロマへ向かった。
ラ・ロマ農園は、標高1900mの山の頂上から下る斜面にある。ラ・ロマとは、山の頂上のこと。まさにここは山頂であり、コーヒーの品質もコスタリカの頂上を極める。
隣にはベジャ・ビスタ農園があり、その斜面の下の台地には、llano(ジャノ)農園、そこからさらに下に続く斜面にはladera(ラデラ)農園がある。全てこの斜面は、ドン・マヨの管理する農園なのだ。
栽培品種は、複数あるがカツーラが最も多く、次いでカツアイとなっている。個人的にコスタリカの高地では、カツーラよりもカツアイのほうが適合していると思っているので、そのカツアイをカフェテナンゴ専用にイエローハニーに仕上げてもらっている。
コスタリカコーヒーが好きなら絶対に飲むべきコーヒーだろう。
Don Mayo Micromill (ドン・マヨ マイクロミル)は、有名生産者がひしめき合う名産地タラスの中でもひときわ目立つスターマイクロミル。おじいさん(Don Mayo)が亡くなった年に設立されたことから、おじいさんの名前をマイクロミルに付けたということです。
『マイクロミル革命』初期から活躍し、コスタリカスペシャルティコーヒーの先駆け的存在で、栽培、精製を熟知し、素晴らしいコーヒーを安定的に生産しています。
数多くの農園を所有し、カップオブエクセレンスでは、2009年 ベジャ・ビスタ農園、2020年 ラ・ロマ農園が1位を獲得。その他の農園も数多く入賞を果たしています。
首都サンホセに直営のカフェを持っており、スペシャルティコーヒーのスローガン『From seed to cup』(種からカップまで)を実践しています。