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ピエサン農園の定番ロット。浅煎りでは、爽やかでジューシーな果実感、深煎りにしてもスパイシーな果実感が感じられるオールラウンダー。液体の透明感はピエサン農園ならでは。
Roast |
R:1 / 浅煎り R:3 / 中煎り R:5 / 深煎り |
pH |
Profile |
生産国:コスタリカ エリア:レオン・コルテス / タラス 標高:1900m 品種:レッドカツアイ 精製方法:ホワイトハニー 生産者:ルイス&オスカル兄弟 |
コリアンダーシード、オレンジ、はちみつ、メープルシロップ
山の傾斜に張り付き、強く冷たい風にさらされた、標高1900mに広がるコーヒーの木々を見た時、ここはすごいコーヒーが育つと直感した。
ルイスとオスカルは、前オーナーのピエドラ・サンディ氏の名前をとって『ピエ・サン』と名付けられたこのコーヒー農園を買い取り、自分たちの理想のコーヒー農園を目指していた。
若い区画には、植えられたばかりでまだ小さいコーヒーの木の緑が土の間から覗いている。
「ここのコーヒーが欲しい」という私の言葉に、「もちろんだ」とルイスは即答した。
まだ知られていないこれから成長するであろうコーヒー農園を見つけた私は、コーヒーファンとしてもバイヤーとしても満足感でいっぱいだった。
帰国後、すぐにサンプルを送ってもらい、スタッフと一緒にカッピングをした。あの時の強風と斜面を覆いつくしたコーヒーの木が口の中に蘇る。砂利のように小さく固い豆の中に想像も出来ないほどの豊かなアロマがぎっしりと詰まっていた。
その後、ピエ・サンは着実に収穫量を増やし、品質を高め、今ではカップオブエクセレンスの上位に入賞する名実ともにタラス屈指の農園になった。
このロットは、レッドカツアイのホワイトハニー精製。摘み取ったチェリーをチャンカドーラ(果肉除去機)、デスムシラヒナドーラ(ミューシレージリムーバー)でほぼ果肉を取り除いて乾燥させたもの。ウォッシュトといっても差し支えないくらい果肉は除去されているが、コスタリカではそれをホワイトハニーと呼ぶのだ。
キラキラと輝く酸、フローラルな香り、ときにライチや白ワイン、パッションフルーツまで様々なフレーバーで楽しませてくれる。焙煎度によってガラリと表情を変えるのでロースト度合を変えて味わうのも面白い。全体的に高地産の姿勢正しいエレガントさが貫かれているので、飲んでいて心地が良い。
ラ・リアは、コスタリカのタラスにあるマイクロミル(小さな精製所)です。
2006年に設立されて以来、真面目で丁寧な仕事をしてファンを増やしてきました。
スペシャルティコーヒー界の登竜門 カップオブエクセレンスでは、何度も上位入賞を果たし人気、実力ともにこの国を代表するミルに成長しました。
ゲイシャ、ケニアのSL種やエチオピアまで数多くの品種を栽培していますが、なんといっても主力はレッドカツアイ種。カツーラ種は、標高が高くなると収量が落ちてしまいますが、レッドカツアイにとって標高の影響は限定的で、このタラスの高地に適合しています。
精製方法は、ナチュラル、アナエロビコやレッドハニーといったバリエーションが豊かで、どの精製方法を使っても見事なマイクロロットを生産します。